【箇条書き雑記/初めての自作PC】
2020年初めて自作PCをRyzenで組み立てました
その際にここが困った・・・。困って調べた。など組み立てをしていて、初心者が気になった事を今後自作される方用に記載しておこうと思います。
というのも、今回初めて自作をしたのですが、投稿されているブログやyoutubeが非常に参考になったので、今後自作を考えている方々、今している皆さんへ少しでも役に立てればと思いました。
なぜ自作PCにチャレンジしようと思ったか?あるセットとの出会い
正直自分は、PCパーツなどそこまで詳しくはありません。ではなぜそれなのに自作にチャレンジしようと思ったか?
2019年に発表発売されたRyzenシリーズのCPU。第三世代のRyzenです。個人的にはそこまでハイスペックなPCは求めていないのですが、シリーズの中でも安価なRyzen3600がコスパ最強という記事などを発売当初から何件も見ておりずっと気になっていました。
PCメーカー(大手のこと)やBTOメーカー(DELLなどからパソコン工房、ツクモ、ドスパラ、マウスなど)でRyzen搭載機を探していたのですが、CPUはお安いのに気持ち割高感があり見送っていました。
ちなみに既製品ならばDELLとかの「Intel CPU」で安いなと思う商品はありましたが、踏ん切りがつかず。
この時期がはあちらこちらのサイトをあれこれ見たりしていました。
例えばパソコンパーツと言えば・・・「TUKUMO」
こちらも取り扱い有り「ソフマップ」
安価な掘り出し物があるかも?「NTTXStore」
こちらも同じく掘り出し物狙いで「ひかりTVショッピング」
そんな中、自分が購入したのはこちらの「パソコン工房」さん
パーツやBTOパソコンで有名なパソコン工房さんにて2019年の12月から販売されていた「パーツセット」や「組み立てキット」がかなりお安い状況であり、悩んだ結果組み立てキットを購入したのでした。*自分が購入したセットは現在終売しています。随時様々なセットの販売があるようです。
パソコン工房さんで購入したセットと内訳
パソコン工房さんにて2019年12月ごろに販売されていた組立キットです。CPU×マザーボードのセットもお安かったのですが、このセットがひと通りお安かったので注文。
KITMD185というセットですね。
セットの内訳と2020年2月20日現在の価格.comでの送料込み最安値価格を参考に記載しておきます。*ちょこちょこ写真がわかりやすいので広告を混ぜているのでご了承ください。
CPU
AMD Ryzen5 3600BOX
2020/2/22時点送料込最安値¥24,100
不思議なのは同じ広告でも
写真のサイズが異なるんですね(笑)
上がパソコン工房さん、下がソフマップさんですね。
マザーボード
ASUS TUFGAMING X570-PLUS
2020/2/22時点送料込最安値¥19,776
マザボの広告も
上がパソコン工房さん下がソフマップさん。ソフマップさんは横向きなんですね。
メモリ
CFD W4U3200CM-8G (8GB×2枚組)
2020/2/22時点送料込最安値¥8,228
流石にメモリの広告写真は同じようですね。
上がパソコン工房さん下がソフマップさん。
ストレージ
Intel SSD660pSeries SSDPEKNW512G8XT
2020/2/22時点送料込最安値\8,250
中身の写真を撮り忘れていたので
初めてM.2を使いましたがよさげですね。
ケース
INWIN IW-CF06B 303Black
2020/2/22時点送料込最安値¥12,580
INWINさんのケースはあまり売っていませんね。
ソフマップさんの広告です。
電源
玄人志向 KRPW-750W/90+
2020/2/22時点送料込最安値¥10,978
電源はプラグインタイプです。
差し込みにも配線にも何用かの記載があります。
グラフィックボード
玄人志向 RD-RX560-E2GB/OC REV2.0
2020/2/22時点送料込最安値¥9,579
正直言えば使っていないので不明なグラボ。
2020/2/22時点、価格.com上での
個別で購入した際の送料込みの金額¥93,491
セットで購入した際の送料込みの金額¥78,738
この安いセットを見つけてしまい・・・このセット一度2019年12月中に1度売り切れになったんですよね。買えばよかったかなと思っていたところミラクル?復活。衝動的に購入してしまいました。
パソコン工房さん安いセットありがとうございました。
追加購入したアイテムたち
パソコン工房さんありがとうございます!という安いセットを購入したは良いですがさらに検討をするうちにアイテム的に不安があり追加購入しています。
①PCケースにケースファンがついていない。
そこまで強い使いかたはしない予定でしたがファンがありません。組み立てキット販売なので無くても大丈夫という判断なのかもしれませんけどね。
INWIN製のケースなので合わせて光るファンを購入。
INWIN SiriusLOOP×3セット×2箱 ¥3016×2個
2020/2/22時点送料込最安値¥3,254
②CPUクーラーはメーカー品がついてくるが・・・。
ついてくるメーカーのCPUクーラーでも良かったが、せっかく自作するので安価で評価の高い虎徹 MarkII SCKTT-2000を購入¥3,200*クーポン使用
CPUクーラーはCPUの発熱が冷やせるかの兼ね合いとケースにおさまるかサイズの兼ね合いに注意しましょう。
2020/2/22時点送料込最安値¥4,157
③グラフィックボードが弱い。
重めのゲームをする予定はありませんでしたがこちらもせっかくなので良いグラボを積もうと検討。色々と検討した結果、SAPPHIRE PULSE RADEON RX 5700 8G GDDR6 HDMI/TRIPLE DP OC W/BPを¥38,178で購入しました。
2020/2/22時点送料込最安値¥38,478*TUKUMO秋葉原店開店記念の1月下旬が最安値更新して\35,000強でしたね。
自分はこちら。
ソフマップさんのネットショップが当時最安値で販売中。それを確認した時にたまたま訪問していたアキバソフマップの店頭にて在庫があり、ネットでこの価格なんですけど・・・と伝えると同額にしてくれたので購入しました。感謝!
参考
11294-01-20G SAPPHIRE PCI Express 4.0対応 グラフィックスボードSAPPHIRE Radeon RX 5700 8G 価格: 41,580円 感想:0件 |
④CPUのグリスが無い
グリスを何にしようかと考えていたところ熊のパッケージのグリスが良いという情報から、同じメーカーがシートを販売しているとのことで、通販もなかなか無いのですが、TUKUMOさんの店頭で購入Thermal Grizzly Carbonaut 38×38×0.2\2,574
2020/2/22時点送料込最安値¥2,574
⑤なんとなくSSD追加購入
一度SSDを体感してしまうとHDDには戻れませんよね・・・。
年末年始当時は安価な商品がありました。
hp社製500GB S700 2DP99AA#UUF ¥4,389
2020/2/22時点送料込最安値¥6,908
WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0B ¥5,880
2020/2/22時点送料込最安値¥8,060
SSDも同じ写真ですね。
⑥メモリ増設
最初から8×2の16GBですがなんとなく増設で。同じメモリ(相性などで失敗したくなかったという言い訳ですね)を購入です。
CFD W4U3200CM-8G(8GB×2枚組)¥7,480
2020/2/22時点送料込最安値¥8,228
トータル金額
赤裸々に購入パーツを記載しました。良いグラボを購入したのでやや金額アップしてしまいましたが計算してみたら総額¥154,531でした。*OSはのぞいていますのでご了承ください。
いま色々とパーツ価格を調べていて、自分は2019年年末、2020年の年始で揃えたのですがどうやら時期が良かったようです。2020年1月中旬ごろから徐々に傾向がありましたが、さらに新型肺炎のご時勢で工場が止まっている影響もあるのでしょうか?SSDやメモリなどをはじめ、様々なパーツが年末年始に比べると値上がり傾向のようですね。
*2020年10月3日追記。お盆から決算セールなどの価格推移を見ていましたが年末程安く無かったですね、流通が止まっていたなどコロナ禍の影響もあるでしょう。今後CPUもふくめ新たなシリーズが販売開始予定なので価格変動に期待ですね。
組み立て初心者のここが困ったその① 初見殺しのCPUクーラー編
某サイトさんや某youtubeさんなどを参考に組み立てをスタート。
どのサイトさんも、だいたいスタートは「マザーボードを取り出す」からの「CPU取付」そして「CPUにグリスを塗る」「CPUクーラー取付」の流れですね。
いずれもピンなど傷つけないように注意と記載があります精密機械なので当然ですかね。
マザーボードを開封
マザーボードを取り出す(箱の上で作業するとやりやすいし傷つけにくいと記載のあるサイトもありました。)
説明書が入っているので確認しましょう。
土台の横の金属で止めるので持ちあげてからマザーボードのCPU部分の▲と
CPUの▲を合わせてはめましょう。
少しびびりながら置いてみると意外とすんなりとはまるものですね。
はめたCPUにグリス。自分はシートですが。冷却系の素材をCPUとCPUクーラーに挟みます。
最初に困ったのがCPUクーラー虎徹Ⅱのファンの取り付け。説明書やいろいろな方のサイトなどでは「ファンの向き(風の流れ)に気を付けて取り付けましょうとの記載のみ」
組み立て初心者のここが困ったその①
四隅の穴を利用して金属の留め金を使ってファンをつけるのですが、これがなかなかサクッとハマるものでは無く困惑。
色々調べてようやく見つけました!金属をフックのようにちょっと強めに伸ばすように、真ん中の写真の横の面に段差があり、よくみると鍵状のようになっている場所にフックがはまるのです。
壊しそうで怖くなる。これ初見殺しですね(笑)。
あと虎徹をつける場合はCPUの横にあるクーラー用の土台は取り外しが必要なのでご注意ください。
このあとですが、説明書にメモリ使用枚数によって。差し込む順番の記載があるので確認してから差し込みの向きを確認しながらメモリを差し込みましょう。
このマザボは4枚使うことができます。4枚同じ型のメモリを購入したので、自分は全て差し込むのみでした。
ここまで終わったところでファンの取り付けで一気に疲れてしまい写真を撮らなくなりますのでご了承ください。
組み立て初心者のここが困ったその② グラフィックボードの8P+6Pの電源配線は1本?2本?
マザーボードにCPUとメモリを取り付けができたあと「最小構成起動確認をしましょう」という記載が多いですね。最小構成とはマザーボードにCPUをはめて(CPUクーラーつけて)、メモリを差して、電源をつないで、出力をモニターにつないで起動だそうです。
組み立てた後での確認だと、不具合があると調査にめんどくさいらしいです。
なお今回のRyzen5 3600に関してはGPUがついていないので映像出力はグラフィックボードからになります。
今回ついていた電源には配線に○○用との大き目のシールのようなもので貼ってあり、本体側の差し込みにも同様に記載があり非常にわかりやすかったですね。ただし例えばSATA用など文言も全くわからない方にしてみれば意味不明かもしれません。
グラフィックボードの場合、スペックが上がると補助電源が必要になります。今回のRX5700ですが電源は8PIN+6PINの差し込みがあります。
組み立て初心者のここが困ったその②
電源についてくるコード類でグラフィックボード用の補助電源のコードは途中で分岐しており、1本で8PIN+6PINが差せる配線コードだったんですよね。これって1本の配線でグラボの差し込み2個とも差せばよいの?それとも配線を2本使用してそれぞれ差し込んだ方がよいの?これまた初見殺しです(笑)
これも調べました・・・。仕様次第ではあるがどちらでも大丈夫なのだそう。
後日。某お店の店員さんに聞いてみたところ、安定や念のためを考えるのならば配線2本を使用が無難とのことでした。
マザーボードへの差し込みは簡単にできるのですが今回は「起動テスト」であり、終わった後にマザボからグラボの取り外しがやりにくかったですね。
あとグラフィックボードの8p+6pの電源ですが、きちん差し込んだつもりですが差し込めていなかったような状態があったので差し込みは慎重にですね。
あと初めてPCを用意するなどの時は「キーボード」「マウス」は別途購入が必要なのでご注意くださいね。BIOS起動にはキーボードのF2連打が多かったりしますしね。
組み立て初心者のここが困ったその③ 向き表示の無いINWIN社製ケースファンSiriusLOOP
起動テストはほぼ無事に終了。一度解体しこの後はケースに取り付けていきます。
主にマザーボード、SSDやHDD、電源などを取り付けます。
なお背面側にマザーボードとケースの間に、コネクターの説明が書かれたバックパネルカバーを挟むのですが、マザーボードとケースの相性が悪いのか?自分が悪いのか?すかすかでしたね。
少しめんどくさいのがケースのスイッチやUSBなどの配線をマザーボードに接続すること。これは配線のコネクターが小さいので差し込みにくかったですね。けどきちんとマザーボードの説明書を見ることができれば差し込み個所は迷わないです。
今回のケース。INWIN社製 IW-CF06B 303Black は横の片面がアクリルの透明なケースです。この透明側は上部の1か所のフックのようなボタンで開閉ができ便利ですね。
前面には電源ボタンにUSB2×2&USB3×2とイヤホンジャックなど。
調べていてわかったのは、多くのPCケースは前面から背面に空気の流れを作るそうですが、こちらのケースは前面にファンは取り付けられず。底面から天板と背面に向かって空気の流れを考えているケースだそうです。そのためか電源取付位置は天板の背面側にあります。
また横面の透明では無い側は排気用な感じの作りになっていますね。
ちょうどこのケースの記事が複数あったので読みましたよ。
組み立て初心者のここが困ったその③
ケースファンがついていないので良かれと思ってケースと同じINWIN社製のファンを購入。SiriusLOOPという光るファンなのですがこれが曲者。
空気の流れについての記載が全く無い!ファンにに印も何も無い!!
手を当てて調べるしかない?プロペラ部分を見ればわかる?けど最終的にあっているのか不明すぎる・・・。超あれこれ探したらブログに記載してくれている人がいました。
何も考えず取り付けていたら逆になっていたファンが何個かありましたorz
ファン中央に書かれたオレンジ色「LOOP」の文字が排気側のようですね。
注意が必要なのが、底面にこのSiriusLOOPをつけると、ケースの配線関係のコネクター周辺で微妙に干渉するんですよね。自分はめんどくさくなってその部分はファン無しにしました。
なおケースのファンは最大、底面に120×3個、天板近くの電源ユニット並びで120×3個。背面に1個取付られます。
組み立てたあとは再度起動してOSをインストールしたりします。
OS導入方法は複数ありますので詳しいサイトをご覧ください(笑)
完成したので改良してみた。
上下の写真で異なるところ、CPUファンの部分です。
上の写真のようにど真ん中にある部分が光らないと非常に寂しいところ。と言う訳で光るファンを2千円弱で追加購入、ファンの大きさと四隅の形状があえば交換ができました。
光らせる方法ですがマザーボードがASUS社製なので「Aura Sync」でまとめています。ケースやファンの光らせ方は、RGBとアドレサブルRGB(ARGB)という規格があるので初心者の方は最初に説明を読んで、マザボで管理をするのか?別に用意するのか?ケースやファンなどの規格の統一が必要なのでご注意ください。
全ての配線をとりあえず繋いだだけなのでPC内の配線が乱雑状態の写真になっていますね。
ケースファンの下段の中央が無いのは上記記載の通り、気持ちマザーボードのコネクターと干渉があるためです
。上側の左のファンの部分は裏が電源なのでよいかなと思いつけていません。
初めての自作にしてはまずまずだったかなと勝手に思います。光るメモリなどもあるそうですがとりあえずそこはまた今度。
初めての自作だったので朝からスタートしてお昼すぎまでかかりました。長丁場で疲れました。慣れの部分が大きいかとは思います。
けど自作にはまる方が多いのはわかる気がしました。パーツ選びなども楽しいですしね。
また何か思い出したら更新しようと思います。初心者のとりあえず書いただけの記事、読みにくくてすみません。
一部の方にでもほんの少しでも役に立っていれば幸いです。
追記
2021年2月現在。特にグラボが非常に品薄状況です。販売があっても割高傾向なのでご注意ください。
なおその後CinebenchR20とFF15のベンチマークテストを実施してみました。
詳しくはこちら。
2020年5月調査 10万円以下PC調査
この2020年1月に組み立てた自作PCを2020年6月に購入したら・・・各パーツ価格比較
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